健康科学部

健康科学部看護学科

定員80名

看護学科

“身近に寄り添い、行き届く看護”をめざし、人々の健康の維持・増進、疾病の予防に貢献できる看護師を育てます。

本学の建学の精神「親切」の下、『人』『いのち』『健康』『生活』『看護』に関心を持ち、生命の尊厳や人の価値観を理解し、人を尊重できる「感性と倫理観をもつ人間力」と、科学的根拠に基づき、関連学術分野との連携に融合した実践ができる「的確な看護実践力」を持った看護専門職者を育成しています。したがいまして、本学の建学の精神「親切」ならびに本学の教育理念を理解し、看護の実践者・研究者・教育者として、社会に貢献できる人材の育成を目的としています。

看護学科の特徴

  • POINT01

    講義や演習に直結した実習で
    “その人の生きる力・生活する力”
    を引き出す看護学を学びます。
    各看護学臨地実習においては、医療機関のみならず在宅、福祉施設に学びの場を広げ、対象者の個別性を重視した生活のあり方や看護を学びます。また、少人数のグループを教員が担当し、実習中も手厚くサポートします。
  • POINT02

    さまざまな発達段階の
    シミュレーターを用いた演習で、
    より具体的な学びが得られます。
    妊婦を含む成人のシミュレーターだけでなく、早産児・新生児から学童期にわたるシミュレーターを用いた体験型の演習で、さまざまな状況に対応した看護を仮想体験し、状況に応じて工夫できる力を身につけます。
  • POINT03

    噛むことで脳が活性化!?
    最新の研究事例から
    食と健康の結びつきを学べます。
    口の機能と健康との関わりを学ぶ「口腔健康管理学」科目を設け、歯科医師免許を有する専任教員が講義します。また、講義や演習の一部は健康栄養学科と連携して行われ、「食と健康」を結びつけて考えられる視点を養います。

3つのポリシー

取得できる資格

  • 看護師国家試験受験資格

    看護学科で所定の専門科目を修めると、卒業と同時に看護師国家試験の受験資格が得られます。

  • 保健師国家試験受験資格 ※1

    その地域で生活している人たちの健康保持・増進に向けた支援を行い、予防や衛生等の活動を行う保健師。厚生労働省にて定められた保健師養成カリキュラムを受講する必要があります。

  • 養護教諭二種免許状 ※2

    養護教諭とは、学校で保健管理、保健指導などを担当する教員のことです。養護教諭として働くためには養護教諭免許状を申請し、その後採用試験に合格しなければなりません。

  • 第一種衛生管理者 ※2

    衛生管理者は、労働者の健康障害や労働災害を防止するために、労働安全衛生法で定められた国家資格です。卒業後、労働衛生の実務経験が1年以上必要となります。

※1 保健師課程履修可能人数は最大12名です。

※2 保健師国家試験合格者が申請により取得できます。

看護学科 校舎案内

名古屋駅から地下鉄桜通線で19分、「瑞穂区役所」駅から徒歩3分と、アクセス抜群の名古屋女子大学キャンパス。このキャンパス内に、健康科学部看護学科の校舎があります。2階から5階にかけては、看護関連実習室・実習準備室や、演習室、教育研究室などがあり、また1階には、全学生が利用できるラーニングコモンズ、多目的室、談話室などを設置し、総合的な教育研究機能と学習環境を備えています。

カリキュラム・時間割

カリキュラム

カリキュラムを見る

時間割例

1年次

今後に役立つ基礎知識の修得

看護師になるための基礎を築く。

初年次セミナーを通して、授業の受け方、レポートの書き方などの大学生に必要となる基本的な能力を身につけます。その上で人体の構造や薬の作用・副作用など医学的な知識だけでなく、患者や地域住民の方々と関わるなかで必要な教養を身につけます。看護学の基本を学ぶと同時に、ベッドメーキングや血圧測定などの基礎看護技術を学んでいきます。

時間割例

2年次

3年次の実習の下地作り

さらに深めた知識を実習を通して専門性を高める。

病気と治療について学び、3年次の臨地実習で受け持つ患者を理解するための下地を作ります。看護専門科目(小児・母性・成人・老年・在宅)の看護について、講義と演習を通して学びます。1年次の基礎看護技術で学んだ技術に加え、より高度な看護技術を身につけ、2年次最後の基礎看護学実習では実際に受け持った患者の方々に、これまでに身につけた技術を提供します。なお、2年次後半には、保健師免許希望者(保健師コース)の選抜が行われます。

時間割例

3年次

仮想事例での学習と臨地実習

さまざまな状況にある人々の看護を学ぶ。

前期には後期の臨地実習に向け、本当に病気などにかかっている状況の人を想定した事例を用いて論理的思考の訓練を行います。小児看護や母性看護、老年看護に必要な専門技術を学びます。さまざまな病院や施設で、小児・母性・成人・老年の臨地実習での実体験を通し、これまでの学習内容を駆使した患者や入所者へのかかわり方やより良い看護の提供について学びます。

時間割例

4年次

統合実習と卒業研究

国家試験に向けて4年間を総括。

健康栄養学科と連携しながらの統合実習および在宅看護学実習で、チーム医療を進めるための連携や地域包括ケアシステムについて学びます。保健師コースの学生は、保健所・保健センターなどで臨地実習を行います。卒業研究を通して、仕事の中で疑問を持つ姿勢、研究の基礎を学びます。

国家試験対策

全員合格に向けて、集中的に学ぶ。

4年次を通し、2月の看護師国家試験での全員合格をめざして、自主学習に取り組みます。1年次から行ってきた数回の国家試験模試や集中講座、これまでの成績に応じた手厚い勉強のサポートを教員が行います。

時間割例

授業紹介

  • 健康栄養学基礎実験

    健康科学概論

    健康科学に携わる看護師としての基本的な考え方を身につけます。

    健康栄養学科と看護学科の学部共通科目として、健康について社会、心、人体の観点から広く学びます。チーム医療の現場で、多業種との協働作業が円滑に行える看護師をめざすための基礎となる科目です。

  • 基礎看護技術演習

    基礎看護技術演習

    看護実践の基礎的能力を養います。

    保健・医療施設の患者とその家族、まわりの看護師とのかかわりを通して、保健・医療分野における看護師の役割と看護の機能を学習します。さらに、看護の対象である患者と療養環境について理解を深め、円滑な人間関係を築くためのコミュニケーション技術について学修します。

  • 母性看護援助論

    母性看護援助論

    母子に必要とされる看護援助について理解を深めます。

    妊娠・分娩・産褥期にある女性と、胎児期を含む新生児期にある母子の生理的・心理的・社会的な特徴について学びます。ウェルネスをめざした看護援助を提供できるための、基本的な知識・技術・態度を修得します。

  • 成人看護援助論

    成人看護援助論

    看護計画を立案するための基礎的知識と技術について学修します。

    生命の危機状態や周手術期にある成人の患者とその家族を支えるための基礎的知識と技術を学びます。患者のライフサイクルを踏まえ、病態生理・治療を理解し、生命の維持、苦痛の緩和、セルフケアでの回復、退院後の社会的な復帰に向けた援助方法を学びます。

  • 小児看護学実習

    小児看護学実習

    学んできた専門的知識や技術を活用し、小児看護の実際を学びます。

    病院や障がい児施設、保育園等の実習を通して、子どもとその家族について理解を深めます。また臨地実習においては、看護計画の立案、実践、評価といった一連の過程を通して子どもと家族が置かれている状況を的確に判断し、成長・発達や様々な健康状態に応じて看護を実践するための基礎的能力を身につけます。

  • 老年看護援助論

    老年看護援助論

    健やかな老い、その人らしい暮らしに必要な老年看護について学修します。

    加齢に伴う身体的特徴や個々の歩んできた人生をふまえ、さまざまな側面から老年者を理解します。医療施設に入院している老年者を対象に、健康障害が及ぼす影響や、退院後の生活を見据えた看護計画を立案し、基礎的能力を習得します。さらに実習を通して多職種との連携を学び、超高齢社会における看護師の果たす役割を認識し、老年看護について自己の考えを深めます。

実習先・実習の流れ

実習先は学校近くに

実習先はアクセスしやすい場所にあり、自宅から通える範囲で設定をしています。

  • 公益社団法人 日本海員掖済会 名古屋掖済会病院
  • 独立行政法人 地域医療機能推進機構 中京病院
  • 学校法人 藤田学園 藤田医科大学病院
  • 学校法人 藤田学園 藤田医科大学 岡崎医療センター
  • 学校法人 藤田学園 藤田医科大学 ばんたね病院
  • 社会医療法人 名古屋記念財団 新生会第一病院
  • 社団医療法人 宏潤会 大同病院
  • 医療法人 財団善常会 善常会リハビリテーション病院
  • 医療法人 財団善常会 老人保健施設 シルピス大磯
  • 社会医療法人 杏嶺会 いまいせ心療センター
  • 社会医療法人 杏嶺会 上林記念病院
  • 学校法人 藤田学園 藤田医科大学 七栗記念病院
  • 愛知県医療療育総合センター中央病院
  • 社会福祉法人 恩賜財団済生会 愛知県青い鳥医療療育センター
  • 学校法人 越原学園 名古屋女子大学付属幼稚園
  • 社会福祉法人 しののめ会 幼保連携型認定こども園 黎明保育園
  • 宗教法人 名古屋イエスキリスト教会 天使保育園
  • 社会医療法人 宏潤会 大同老人保健施設
  • 医療法人 新生会 訪問看護ステーション サルビア
  • 医療法人 バームリンデン グリーナリー訪問看護ステーション
  • 株式会社マリアーナ マリアーナ訪問看護ステーション
  • 学校法人 藤田学園 藤田医科大学 地域包括ケア中核センター
  • 医療法人 葵鐘会 グリーンベルクリニック
  • 有限会社トーキング ナースステーション一休
  • 株式会社gene 訪問看護ステーション仁 春日井
  • 医療法人 大医会 日進おりど病院 在宅医療センター
    訪問看護ステーション心のポケット

名古屋掖済会病院

藤田医科大学病院

ばんたね病院

教員紹介

  • 新井 信之

    新井 信之教授

    精神看護学

    精神疾患を抱えている患者様や地域の当事者とご家族の社会復帰に向けた支援を学びます。

  • 飯盛 茂子

    飯盛 茂子教授

    在宅看護論

    居宅で生活されている療養者と支える方々の看護、災害対策を研究しています。

  • 石村 由利子

    石村 由利子教授

    母性看護学

    胎児から更年期まで、「性と生殖」の視点から女性とその家族の健康と看護を研究しています。

  • 久保 金弥

    久保 金弥教授

    人体構造・人体機能学I・II 口腔健康管理学

    咀嚼(噛むこと)と脳、特に認知症、肥満、ストレスとの関連を研究しています。

  • 杉浦 絹子

    杉浦 絹子教授

    母性看護学

    多様性を尊重し、ポジティブ志向で夢を語り合える存在でありたいと思っています。

  • 杉浦 太一

    杉浦 太一教授

    小児看護学

    アレルギーや発達・身体上の障害のある子どもとその親への看護について研究しています。

  • 竹田 千佐子

    竹田 千佐子教授

    基礎看護学

    健康栄養学科との連携のもと “身近に寄り添い、行き届く看護”を実践できる人材の育成に努めます

  • 新實 夕香理

    新實 夕香理教授

    基礎看護学

    看護は情報なしでは成り立ちません。必要な情報を目的に応じて集め、看護に生かせるよう、一緒に考えていきましょう。

  • 箭野 育子

    箭野 育子教授

    成人看護学

    急性の状態にある成人期の患者と家族に対する看護について、一緒に学びましょう。

  • 山田 静子

    山田 静子教授

    医療安全

    「なぜそうなったの?」「どう判断し行動するの?」等、自ら考えることを習慣化しましょう!

  • 嶋崎 和代

    嶋崎 和代准教授

    基礎看護学

    看護の楽しさ・奥深さを感じていただけるような授業をめざしています。

  • 福田 峰子

    福田 峰子准教授

    老年看護学

    高齢者の方々がその人らしく生きるために必要な看護支援は何かを考えていきましょう。

  • 盛田 麻己子

    盛田 麻己子准教授

    成人看護学

    セルフケア(自分自身をケアすること)の知識、技術、態度を共に探究しましょう。

  • 山田 裕子

    山田 裕子准教授

    公衆衛生看護学

    健康づくり、特に母子保健分野における睡眠を研究しています。

  • 石川 恵美

    石川 恵美講師

    慢性看護学

    成人期の患者さんが、病気と共に生活するための看護に取り組んでいます。

  • 大竹 美紀

    大竹 美紀講師

    成人看護学(急性期)

    生命の安全を優先する看護を行う時期の看護を勉強しています。健康状態の急激な変化に適応するための研究を進めていきます。

  • 大橋 麗子

    大橋 麗子講師

    小児看護学

    どのような状況にあっても、子どもと家族がその人らしくいられる看護を共に考えていきましょう。

  • 岸 あゆみ

    岸 あゆみ講師

    基礎看護学

    安全・安楽に看護実践を行うために必要な看護技術について学びます。

  • 倉田 亮子

    倉田 亮子講師

    老年看護学

    高齢者の特徴を理解し、「その人らしさ」を支える看護について一緒に考えていきましょう。

  • 此島 由紀

    此島 由紀講師

    老年看護学

    高齢者とその家族の健康増進、維持していくための支援について研究しています。

  • 土屋 裕美

    土屋 裕美講師

    成人看護学

    生命の危機的状況にある患者さんとご家族を支援するための看護を研究しています。

  • 長谷川 洋子

    長谷川 洋子講師

    在宅看護学

    看護はヒトを相手とする職業です。病気のヒトを知るため体の構造と機能を勉強していきましょう。

  • 松田 麗子

    松田 麗子講師

    成人看護学(急性期)

    生命の危機的状況や周手術期の患者さんを支える看護について、一緒に考えていきましょう。

  • 山田 順子

    山田 順子講師

    成人看護学

    病があってもその人らしく生きることを支える看護を一緒に学びましょう。

  • 小山 沙都実

    小山 沙都実助教

    精神看護学

    精神疾患をもつ人が地域でその人らしく生活していくために必要な支援を考えていきます。

  • 鈴木 雪乃

    鈴木 雪乃 助教

    精神看護学

    こころの健康ってどうみるの?こころの健康問題を抱える対象者への看護を学びます。

  • 鈴木 雪乃

    野中光代助教

    公衆衛生看護学

    地域に暮らしている重度知的障害者の肥満解消について研究しています。

  • 林 由利江

    林 由利江 助教

    基礎看護学

    基礎看護技術の習得の向上及び、医療安全に関する研究をしています。

  • 宮野 幸子

    宮野 幸子助教

    小児看護学

    児童虐待の予防と子育て支援について研究しています。

  • 山本 駿

    山本 駿助教

    基礎看護学

    対象者の気持ちを考えられる看護師をめざして、一緒に学んでいきましょう。

  • 岩久 花

    岩久 花助手

    老年看護学

    高齢者の方々が、より良く生活するために何が必要かを、一緒に学びましょう。

  • 春藤 友香

    春藤 友香助手

    基礎看護学

    看護について一緒に学びませんか?ともに成長していきましょう。

  • 大和谷 りつ子

    大和谷 りつ子助手

    公衆衛生看護学

    保健師って看護師とどう違うの?保健師について深く知りたい方、一緒に学びましょう。

先輩の声

  • 澤 彩佳

    看護師・保健師の両資格取得に向け、技術と知識、人間性を磨いています。

    健康科学部 看護学科 2年

    愛知県立春日井南高等学校出身

    澤 彩佳さん

    大学4年間で、看護師だけでなく保健師の資格取得にも挑戦できることに魅力を感じ、本学の看護学科に進みました。実習先の病院が複数あり、さまざまな医療現場で学べるのも魅力です。1年次の「基礎看護技術演習」では、基礎的な看護技術に加え、グループで課題に取り組むことによって協調性や積極性が身につきました。さらに、「コミュニケーション論」「人間関係論」などの授業では、相手の気持ちを配慮する大切さを知り、将来、患者さまに接する時の心構えができたと思います。3年次から始まる実習や国家試験に向け、今は基礎をしっかり固める時期。興味を持って積極的に学びに取り組み、技術と知識、人間性も身につけていきたいと思います。

  • 山本 真穂

    医療と栄養、両面から学ぶことで、臨床現場で生かせる多様な視点を身につけられます。

    健康科学部 看護学科 2年

    愛知県 椙山女学園高等学校出身

    山本 真穂さん

    先生方のバックボーンや実習先が多彩なのが、本学看護学科の魅力です。「基礎看護技術演習」では、大学病院など高度な医療現場での経験が豊富な先生から、看護の手技や患者さまとの接し方などを具体的に学んでいます。また、食や栄養も深く学べるのも、本学ならでは。健康栄養学科との合同授業「健康科学概論」では、妊婦の健康と食の関係を掘り下げました。管理栄養士をめざす学生たちと共同研究をしたことで、多様な視点が身についたと思います。国家試験対策も手厚く、1年次の2月には学内模試も行われました。早い時期に自分の実力を把握できるため勉強の計画も立てやすく、しっかり準備できそうです。