
■タバコの害を知ろう
タバコは近年、喫煙開始時期の低年齢化が深刻になっています。喫煙率は、15〜19歳で34.2%、21〜24歳で18.9%という報告があります。成人の喫煙者がニコチン依存症になるのに数年から数十年かかるのに対し、若年者は、数週間から数ヶ月でなってしまいます。依存症はアルコール中毒と一緒で、禁断症状が出ます。だからこそ、若年層にタバコの害を知ってほしいのです。 |
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タバコには200種類の有害物質が含まれています。その中の代表的な物質は次の3つです。
| ニコチン |
タバコを習慣づけさせるもの。血圧を上昇させ、脈拍が早くなり心臓に負担をかけ、心臓の老化を促進します。
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| タール |
ヤニのもと。発ガン物質がたくさん含まれています。 |
| 一酸化炭素 |
体内を酸欠状態にして、動脈硬化、心筋梗塞をおこさせます。 |
男性の喫煙率が減少しているのに対し、20才代の女性の喫煙率は増加しています。このことは、妊婦や、生まれてくる赤ちゃんにも影響が現れます。妊婦の喫煙率は10%で、10年前の2倍です。妊婦が胎児への影響を知りながら、喫煙を続けると胎児の受動喫煙(他の人からのタバコの煙を日常的に吸い込む)による障害はもちろん、生まれてくる赤ちゃんへの影響はこれだけではありません。なんと、妊婦喫煙はゼロ歳児の死因の第3位です。
◆母児への影響
- 流産のリスクは、吸わない人の1.5〜2倍といわれています。
- 出生時体重減少を引き起こし、身長も体重も通常の2〜4%小さく生まれます。
- 赤ちゃんが寝ているうち何の予兆もなく、いつのまにか死んでしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)は、夫婦ともに喫煙習慣がある場合、非喫煙者夫婦の4.7倍も発症リスクが高いことが分かっています。
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◆子どもの発達にも不安が
- 母乳を通してニコチンが体内に入ります。
- 肺炎や気管支炎、喘息の原因になります。
- 知能の発達にも悪影響を与えます。
- 誤飲によるニコチン中毒の危険性があります。(タバコは半分食べると致死量)
- 親の不注意で生涯消えないやけどの跡が付くこともあります。
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◆健康への影響
- 口腔がん、肺がん、歯周病、口臭の原因に。
- 骨粗しょう症の危険も高い。
- 貧血の原因に。
- 酸素不足による記憶力の低下など。
- 女性は男性よりも短期間でニコチン依存症になりやすい。
- 子宮内膜症の治療や避妊のためにピルを服用している人は、血栓が出来やすく、脳卒中や心筋梗塞になりやすい。
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◆美容におよぼす影響
- 肌の老化が速く、シミやしわの原因に。
- 血行が悪くなり、肌荒れや冷え性の原因に。
- ダイエットのために喫煙する人は、血行障害と栄養障害のおまけがつきます。
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タバコの煙には、吸っている本人が吸い込む主流煙と、タバコの火元からゆらいでいる副流煙があります。自分はタバコを吸わないのに、副流煙を浴び、不快な思いをさせられた上に健康まで損なうことは不合理です。人前でのタバコはマナー違反です。
- 主流煙より副流煙のほうが有害。
- 家具や部屋をヤニで汚す。
- 料理の味をそこなう。
- ヤニ臭さが髪の毛にしみつく。
- 頭痛やのどの痛みを生じるなどの迷惑があげられます
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